妊活と歯科治療
こんにちは
不妊治療中のななこです
今日は妊活と歯科治療について話したいと思います。
日常働いててすごく思うのは、妊婦さんや授乳中の方で治療にくる人本当に多い。
特に親知らずが腫れたり、大きな虫歯が痛くなってしまったりする方が多いです。
妊娠中や授乳中でも治療は受けられますが、飲める薬が制限されてしまうことが多いです。
特に虫歯や歯周病の細菌による炎症がある場合に処方される抗菌薬は、安全性が確立されていないため、妊婦さんには処方されないことが多いです。
授乳中の方に抗菌薬を投薬する場合は、抗菌薬が効いている間は授乳を控えてもらわないといけません。
妊娠中の方や授乳中の方が治療を受けられないわけではありません。
しかし、歯科医師としてはできれば妊娠前に治療を済ませて安定したお口になっていて欲しいなと思います。
今までは妊活の一環として歯科治療に来てくれ〜とずっと思っていました。
それは今も思ってはいるのですが、自分も不妊治療を始めて少し考えが変わってきました。
今は妊活中・不妊治療中の方々は働いている方が多いと思います。
フルタイムで働いていた場合、大体は週2日くらい休みがあり、そのうち1日は日曜日なので、病院に通院できるのは平日休みもしくは土曜日だけとなってきます。
貴重な平日休みで、妊活のための病院へ行き、メンタルを削られ、高い治療費を払い、そこから痛くもない歯の治療をしに歯科医院へ行くのは結構きついだろうなと思いました。
歯の治療も料金は安くないですから…
後回しになってしまうのも仕方ないのかなと思います。
しかし、やはり妊娠前というのは治療をするチャンスなのです。妊婦検診があるからいいか、ではなく、妊娠する前にも検診に来ていただきたいです。
一番良いのは結婚・妊活前から定期的に歯科医院に通い、治療を済ませてメインテナンスを受けておくことです。
若いうちから歯科医院に継続して通うことが最大の予防です。
ぜひみなさん、歯科医院へは定期的に行ってくださいね🦷
仕事と妊活②〜妊活のための転職〜
こんにちは
不妊治療中のななこです。
今日は仕事と妊活についての二つ目の記事です。
前回の記事で私が妊活を始めるまでの流れをざっと振り返りました。
今回は妊活と職場について。
結構ニッチな話なので興味ない方も多いと思いますが、
もし同じ職業の方、学生さんとかいらっしゃったら読んでいってほしいです。
私は研修医終わってから3つの職場を経験しています。
3年間で3つ目なんて恥ずかしい…
ぜんっぜん続かないヤツじゃん…
って思われても仕方ないと思います。
でも私は職場変えて良かったと思ってます。
歯科医師が常勤続けながら妊活できる職場ってとても少ないと思うから。
・勤務医は少ないけど腕の良い院長にマンツーマンで指導してもらえる
・担当医制
これらのことは、歯科医師として腕を上げるにはとても素晴らしいことです。
こういう職場で働く期間も必要だと思います。
ですが、妊娠中、出産後も続けるとなると少しネックとなってしまうと思います。
担当医制だと体調が優れない日に休みたいとなっても引き継ぎがとても大変ですし、
自分しか勤務医がいない場合はそもそも休めません。
研修後〜臨床3年目くらいまでに妊娠を考えている方は、高い技術を会得するのを諦め、勤務医の多い大型医院で働くことを個人的にはお勧めしたいです。
私は二つ目の勤務先で妊娠の希望を院長に伝えた時、
「え?代わりはどうすればいいの?」
と聞かれて、は!?それは私が考えることじゃないし、院長頑張ってよと思った経験があります。
個人で経営している歯科医院の院長たちは従業員の妊娠・出産に対してこの程度の認識です。
歯科医師・歯科衛生士・助手・受付どの1人が欠けてもピンチな医院ばかりです。
こういう医院で妊娠すると退職になることが多いと思います。
大学の先生方は大型医院をディスるような発言をする人が多いため、大型医院に勤める人は金の亡者だ!と思い込みやすいですが、大型開業医の方がしっかり教育してもらえるし、勉強熱心な先生が多いと感じます。
結婚している女性歯科医師の先生方には大きな歯科医院で働くことをお勧めしたいです。
歯科医師だけではなく、歯科衛生士や歯科助手さんにも通じることかもしれません。
女性歯科医師が今後増えて行く中で、従来のようなある程度勤務したら開業というスタイルはなかなか難しくなり、
勤務医を複数雇える大型医院が優秀な女医を雇ってさらに規模を拡大していくという世の中に変わっていくのではないかと思います。
私が就職する時に周りに結婚・妊娠を考えているならとアドバイスをくれる先輩は誰もいませんでした。
ですので、私から伝えられたらと思います。
コロナで結婚式中止になりました
おはようございます。
ななこです。
今日は受精&着床待ちの期間で特に書くことがないので私たちの結婚式について振り返ります。
私たちの入籍は2019年6月。
まだまだコロナ?何それ?な時期でした。
お金が貯まっていなかったこともあり、結婚式のことは何も決めず、職場を変えるタイミングで10月にとりあえずハワイに新婚旅行に行きました。
ハワイでウエディングフォトを撮りました🌴👰♀️💒🤵♂️🌴
本当に本当に新婚旅行済ませておいてよかったと思います。
そして2020年の4月の挙式&披露宴が決定し、着々と準備を進めていました。
社会は年明けくらいからコロナのニュースが流れ始めており、最初はまたどこかの国で変な感染症出たんだ〜くらいに軽く思っていました。
しかし、状況は一変。全国に緊急事態宣言が出されました。
夫の職場でコロナ疑いが出てバタバタしたこともあり、挙式1週間前に泣く泣くキャンセル。
今思えばこの時なんて私の住む地域には1人出たか出てないかくらいだったのでやってしまってもよかったかもしれません。
そこから2回の延期、そして本当は今年の9月に行う予定でつい最近までは親族のみに規模縮小して行う予定だったのですが、オリンピック後の感染爆発を受けて中止することにしました。
正確には中止するとキャンセル料がかかるので、両親と兄弟のみの食事会をする予定でまた延期です。
本来行うはずだった披露宴の席次表を見てとても悲しい気持ちになりました。
これだけの人にお祝いしてもらえる予定だったのに…
本当にコロナが憎いですが、みんな同じ環境なので仕方ありません。
とくに私は医療職なので万が一、披露宴で感染者が出てしまうと仕事にもかなり影響が出てしまいます。
泣く泣く諦めるしかありませんでした。
私の姉も結婚式を予定していたのですが、開催2週間前に職場の病院から参加者は2週間の自宅待機義務が出されてしまい、他の方に迷惑をかけられないので中止。
コロナ禍で結婚した友達は結婚式の予定すら立てていません。
みんな我慢しているんだなと思います。
はやく国民全員がワクチン打って、もとの社会に戻せるように頑張りましょう!
服薬の無い1週間とタイミング
卵管造影から1週間はタイミングを取る期間です。
わたしの場合は土日月の3日間でタイミングを取るように指導されました。
うちの場合は私よりも夫が子供を欲しがっているのでタイミングにも協力的です。
今回は3日間ばっちりでした
でも、まだ序盤なので協力的だけど、長期戦になってきた時のモチベーションが下がってしまわないか心配です…
今回の処方はカバサールのみ。
お薬が無い1週間です。
薬がないと本当にストレスが少ない!
飲み忘れた〜とか持ってくるの忘れた〜とか気にしなくていいのが本当に良い。
何もしないで授かれる方々が本当に羨ましいです
仕事も少し落ち着いた状態で、今周期はかなりリラックスして過ごせているかなと思います。
授かりますように
いよいよ卵管造影
排卵誘発剤を処方されて落ち込んだ私でしたが、
ちゃんと調べて意味を知り一安心。
セキソビットを朝昼晩5日間服用します。
夜の飲み忘れがないようにタイマーを設定しました。
セキソビットは特に服用中も服用後も気分悪くなることはありませんでした。
そしてやってしまうTwitterやインスタでの情報収集。
セキソビットを服用して妊娠したという投稿を見るとなんとなく安心した気分になるのです。
見過ぎは絶対良くないんですけどね。。。
ついつい気になって。。。
私も早く🧚♀️←この絵文字を使いたいです。
特に問題なく、翌週のクリニック受診日を迎えました。
夫に書いてもらった同意書を持参します。
今日の待ち時間は1時間。
読まないといけない本を持参してたので丁度いい時間潰しになりました。
ただ一点私としたことが朝早く起きれず、朝食を食べ損ねて受診していました。
お腹すいたなあ〜と思いながら看護師さんの説明を聞いていると「気分悪いですか?」と書かれてしまいました。
事情を説明するのも面倒だったので「大丈夫です」とだけ答えました。
この人すごく怖がってるのかな…って思われたかも。
「痛み止めは飲みましたか?」と聞かれたので、
「貰ってないので飲んでないです。」と答えると
(前回の説明時に希望者にはボルタレンの座薬もあると聞いていた)
「各自で用意してもらっています」とのこと。
ええーそしたら一応手持ちのロキソニン飲んでおこうかなということで検査開始5分前にロキソニン服用しました。
直前すぎてきっと効いてなかったと思います。
そして内診で右の卵巣の卵胞が育ってることを確認し、そのままチューブが入れられます。
チューブが入ったまま、レントゲン室に移動し、撮影の機会の上に立ち、そのまま機械が動いて横になるような感じでした。
先生が造影剤を入れながらリアルタイムで解説してくれます。
この造影剤が入ってくるタイミングがきっと絶叫ポイントなのだと思いますが、私の場合は重い痛みがズーンと来るような感じで、絶叫するほどの痛みではありませんでした。
酷い時の生理痛の方が数倍痛いです。
結果としてはどちらも詰まりや癒着はなく、問題なし。
卵管造影は治療としての効果もあり、半年間は妊娠率が上昇するとのことでした。
このゴールデンタイムでなんとか妊娠成立したい!
最後はまたタイミングの日時を教えてもらい、次の週の予約を取って終わりです。
お会計は11,000円くらいでした。
生理中のクリニック
初めてのタイミングの後
残念ながら生理が来てしまったため、
クリニックを受診しました。
まずは服装を悩みます…
私の通うクリニックは内診の時にバスタオルなどの貸し出しはありません。
なのでいつもスカートで受診します。
でも今日は生理2日目。
経血が付いてしまう可能性がゼロじゃないから出来るだけ色の濃い服を着ていきたいけど、色の濃いスカート持ってない…
でもズボンで行くと、内診の時すっぽんぽん。
バスタオル持参するのも面倒くさい…
ちょっと悩んで(5分くらい)
いつもの色の薄いスカートで行くことにしました。
血がつきませんようにと祈りながら。
クリニックでドキドキの内診。
なんとか服に血液が付かずに終えられました。
再び、子宮と卵巣に異常が無いか確認をし、先生とのお話です。
「じゃあ今周期から色々検査を始めていきましょう。今日は血液検査をして、来週卵管造影をします。お薬は排卵誘発剤を飲んでもらいます」
と説明がありました。
ついに来たか…排卵誘発剤…
これは飲みたくないなあと思っていた薬でした。
不妊治療=クロミッド飲んでるというイメージだし、私もそこにやっぱり含まれるのかあと残念な気持ちでした。
実際に処方された薬はセキソビットでした。
セキソビットの情報
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/24/2499001F1032.html
色々調べてみると、
排卵誘発剤は自力で排卵してる人にも処方されるとのことでした。
目的としては、受精しやすいように卵子を成熟させるとのことでした。
なるほどー。私は誤解していたなあ。
卵子の質を向上させる目的なら全然悲しくないや。
そしてさらっと伝えられた卵管造影。
これもかなり痛いと噂なのでかなり怖いです。
ああー本格的に始まったなあと実感したのがこの日でした。
お会計はクリニックと薬局合わせて5000円くらいでした。
はじめてのタイミング法
28歳の誕生日に不妊治療を開始することを決意した私。
早速、クリニックの予約をしたのですが、
仕事の関係上、前回の生理開始日より19日経過した日に予約となり、
ルナルナの予想では既に排卵は過ぎてしまっている状態でした。
もう排卵は済んでしまっているし、本格的に始められるのは次の周期からかな〜と思っていましたが、先生が内診中に「まだ排卵していませんね」とびっくり発言。
念のために血液検査もしてみると、
ホルモンがやはり排卵前の値。
ええー!なんてラッキー!
今周期からチャレンジできる!
ということで、
先生から今週末にタイミングとるよう教えてもらい、カバサールという薬が出されました。
もらったその日から週に1回服用です。
カバサールの情報
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/11/1169011F1028.html
そして、週末に一回だけタイミングをとり、
(喧嘩してあまりタイミングとれなかった)
次の週にまたクリニック受診でした。
内診でしっかり排卵されてることを確認し、
また新しい薬を処方されました。
ルトラールという着床を助ける薬です。
ルトラールの情報
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/24/2478001F1040.html
ルトラールを10日間飲み切って、
生理が来たら5日以内に受診し、
この日まで生理が来なければ妊娠検査薬を使うように指示されました。
ルトラール服用中は特に体調の変化は無かったのですが、服薬期間中にコロナワクチン2回目接種があり、その後はだるさと吐き気を感じました。
熱発はなく、腕が痛くて、だるい。
そんな感じでした。
あと1日3回食後に飲むのですが、
これがまた結構大変。
特にお昼ご飯の後に飲み忘れてしまうことが2回くらいありました…
ルトラール10日間服用後、薬が切れた影響なのか吐き気と気持ち悪さで動けない日が1日ありました。
つわりだったらいいのにな〜なんてのんきなことを考えていましたが、
ルトラール飲み終わって4日後に生理が来ました。残念。
こんな感じではじめてのタイミング法では妊娠せず。
これからもクリニック通いは続くのでした。