こんにちは
不妊治療からの妊娠を経て出産しましたななこです
タイトルと冒頭にもありますように、
無事出産しました。
ただ、予定と異なっていたのは緊急帝王切開での出産となったことでした。
ことの発端は、38週0日の健診時に羊水の減少を指摘されたことでした。
それまでは鉄不足や葉酸不足など自分の生活が悪くて指摘される所はありましたが、赤ちゃんのことで問題を指摘されたことはありませんでした。
先生からは、
羊水が減っているということは、赤ちゃんのおしっこの量が減ってしまっているということ。
原因はわからない。母体・子宮・胎盤・臍の緒・赤ちゃんのいずれかに何か起こっている可能性が高い。
週明けの38週3日に再度エコーでチェックをして、更なる羊水減少を認めた場合は入院しましょう。
誘発分娩か帝王切開になる可能性もあります。
というような説明を受けました。
今まで何もなかったのでびっくり。
いきなり運動をしたりなど思い当たることはありませんかと聞かれました。
ほぼ毎日ダラダラしていたので、全然心当たりがなかったのですが、ひとつだけ可能性として挙げられるなら、健診の5日前に夫と外食して8000歩ほど歩いたことくらいです。
でも、妊婦は毎日一万歩ウォーキングしましょうとかも見るので、8000歩歩くのなんて全然足りないから何にも問題ないと思っていました。
働いている時も毎日それくらいは動いていたし。
先生によると、普段全く運動しない人がいきなり運動したりすると羊水が減ってしまうことがあるとのことでした。
それからの2日間はできるだけ、家で安静に過ごし、入院セットも完成させて、再度、38週3日にエコーでチェック。
やはり羊水も少なく、エコーで血流を確認してみると、臍の緒の血管は血圧を維持するために細くなっていて、赤ちゃんの頭の血管はより多くの血液を取り入れるために太くなっていました。羊水が少なくなるとこういうことが起こるそうです。
赤ちゃんの心拍の状態などを頻回に確認した方が良さそうとのことで、その日のうちに入院になりました。
入院中のNSTの回数は1日3回。
午前中に入院して、午後2回目のNST時に一回だけ子宮の収縮後に赤ちゃんの助脈が見られて、看護師さんが走ってきたことがありましたが、すぐ回復したので様子を見ることになりました。夜3回目のNSTは特に異常なし。
ちなみに、入院中のNSTは1時間半ほど行うこともあるので、途中で水分補給をしたくなった時には、ペットボトルの蓋をストローにできる、陣痛バッグに必ず入れておけとよく言われる、100均のあれが役に立ちました。
入院2日目、朝のNST問題なし。
午後の診察で再度エコー。羊水は変わりなし。
単位はわからないのですが、羊水が現状6.5、5を下回ったら緊急帝王切開ね。という感じでした。
昨日のエコーでも一度徐脈が見られてるので、明日からオキシトシンチャレンジテストという赤ちゃんが分娩に耐えられるかどうか確認するテストを行うとのこと。10分間に3回ほど子宮収縮が起こるようにして、その収縮に赤ちゃんが耐えられそうならそのまま誘発分娩へ。耐えられなさそうなら帝王切開へ。という方針に決まりました。
そして、明日の誘発分娩がスムーズにいくように今日のうちにバルーンを挿入して、子宮口を少しでも開かせておくことになりました。
バルーン入った後、痛かったです。笑
明らかに張る回数が増えて、痛みとしては生理痛みたいな感じ。ただ、生理の時より子宮が大きくなっているので痛みの範囲も広がっている感じがしました。
13時半ごろバルーン挿入、その後NSTで赤ちゃんの状態確認して問題なしでした。
次の状態確認は18時。
バルーンを抜去して、子宮口の状態を確認してもらいました。
3時間半の挿入で子宮口2cm開いて、助産師さんに柔らかいねーと褒められました。
この調子なら誘発になってもスムーズにいくかもねと元気が出るお話をしてもらい、よかったよかったと思っていました。
その後、また赤ちゃんの確認をするためのNST。
1時間強行いましたが、特に問題も無さそうなのでそろそろ終わろうか〜と言っていた矢先、赤ちゃんに徐脈が起こり、それがなんと2分半。
子宮収縮も起こってないタイミングでの除脈。
助産師さんが先生に報告してくださり、先生もこれでは分娩には耐えられないだろう、このまま子宮の中にいるメリットは無いよねとのことで、緊急帝王切開を行うことが決まりました。
あと10分早くNSTを切り上げていたら、翌日、赤ちゃんはものすごく苦しい思いをしながら生まれてくることになった可能性が高いです。
最後の最後に赤ちゃんがサインを送ってくれたんだと思います。
びっくりしましたが、本当に見つけてもらえてよかったです。
徐脈を見つけてくださった助産師さんには本当に感謝しています。
先生からも、羊水の減少や偶然見つかった徐脈は赤ちゃんからのメッセージだったんだね、産婦人科はこういう(奇跡みたいな?)ことがよく起こるんです。と言っていただけました。
そこからバタバタと帝王切開の準備が始まりました。
長くなってきたのでここで一旦終わります。